塩狩峠

最近全然小説を読んでいなかったけど、久しぶりに読んでみて「やっぱり読書っていいな」と感じた。私の場合、映画よりも小説の方が世界観に入り込みやすい気がする。

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主人公の永野は、子供の頃から起こったことに対して真摯に向き合い、接する相手に対して思いやりを持って接していた。

その過程の中で、間違っていることに気づいたら素直に認めること。認めたら、まっすぐそれに突き進むこと。

自分のことしか考えない・認めて欲しい、って考えてしまう陳腐な最近の自分考えが恥ずかしくなるようなまっすぐさだった。

間違ってもいい。でも、それに気づいたらすぐに改める。接する人に対して思いやりの気持ちを持つ。

常に心に留めておきたい。